2007年11月10日
スイス・ベルンよりお招きしたイ・サロニスティのサロンコンサートは約100名を超えるお客様においでいただき紅葉の九重で催されました。
欧州を縦断する長距離列車・オリエント急行の旅に例えて、19世紀から20世紀初頭にかけて活躍した各国の代表的な作曲家の作品が次々に演奏され、まさにヨーロッパの風を感じた一夜になりました。。
あじさいホールに集ったお客様方はメンバーの熟練のテクニックとエンターテインメントでサロンコンサートならではの、すばらしい大人の時間を過ごされたことと思います。
ギリシャのスカルタッコスやルーマニアのエネスコ等、めったに聴くことの少ない民族色豊かな音楽は聴くひとすべてに感動を与え、イ･サロニスティによる完成された演奏に酔いしれた至高のひとときとなりました。
映画タイタニックに出演・演奏したサロン・アンサンブル
演奏曲目：Ｇ・エネスコ /　ルーマニア狂詩曲　第1番イ長調　他

九重夢大吊橋が開業1周年を迎えました。
この1年間で230万人以上の人が大吊橋を渡り、九重の自然を楽しんだそうです。
吊橋付近の震動の滝、九酔渓の紅葉も見頃を迎えようとしています。
四季折々に美しい九重ですがやはり秋の紅葉は格別の美しさです。
ホテルからは車で約15分。

ここ九重でも猛暑の影響か例年より紅葉が遅れ気味でしたが、10/20の冷え込みでやっと紅葉が始まりました。
ホテルの背面にそびえる黒岩山も楓の赤がとても美しく紅葉しています。

“一望の九重の原の狐色”　　　　　　　
と深田久弥氏の俳句にも詠われているように、九重の秋のススキの原はまるで金色の波のようです。

2007年6月23日
九州交響楽団のチェリスト本田實氏とピアニスト岩宮麻利子氏をお迎えして第10回あじさいホール山の音楽会が開催されました。
タイトルはカタロニア民謡、カザルスの18番から『鳥の歌』。
『コル･ニドライ』の演奏では、神秘的ないやしの音色がホールいっぱいに響きわたりました。　　
ベートーヴェンのチェロソナタ第３番はチェロとピアノの絶妙なかけあいが圧倒的な、勇壮で迫力ある演奏になりました。
Vc：本田　實
Pf：岩宮　麻里子
演奏曲曲目：ベートーヴェン　/　チェロ・ソナタ第3番　イ長調　他

ここ数年、平治岳にも勝るとも劣らない程の群生を見せる星生山のミヤマキリシマが見頃を迎えています。
ホテルからもピンクに染まる様子が肉眼ではっきり見えるようになりました。
まだ中腹付近までの開花状況ですが17日頃までが見頃。
下山時の大曲間際の退屈さを除けば最もミヤマキリシマが楽しめる山の一つです。
扇が鼻はもう少し後で。

撮影：2007年6月10日　秋山　武二　氏