扇が鼻のミヤマキリシマは、最良の年2005年と比較すると75％程度です。
最初のピーク下が花が全く咲いておらず山頂付近に花芽がない点がマイナスですが、時期的にはここ数日がベスト。
肥前ヶ城は近年稀に見る最高の状態です。
また、星生山は’05年と比較しても120％以上で、大曲側だけでなく千里ヶ浜側がすばらしい状態です。
先週登ってがっかりした人はここ数日は扇が鼻から星生山がオススメのポイントです。

扇が鼻のミヤマキリシマ

星生山の写真を大曲から撮りました。
全山満開の状態です。
大曲から直接登ることもできますが、やはり扇が鼻を経由して上から降りてくる方が綺麗さ倍増です。

星生山　　2008・6・12撮影

扇が鼻・取付点のミヤマキリシマ
取付点付近の開花状況です。
8分から満開に近く、山頂はもう少し後ですから週末は見頃となるでしょう。

2008年6月8日クラブツーリズム　冨永氏撮影
中岳・天狗が城から御池を望む
中岳のミヤマキリシマも６～７分の開化状況です。
ここから御池を望む景色は九重登山のハイライトの一つです。
週末14日はベストかも。
平治岳はほぼ満開の状態です。

2008年6月8日クラブツーリズム　冨永氏撮影

黒岩・泉水のミヤマキリシマがピークを迎えました。　
2005年の開花状況と比べると約1週間遅れています。
花の状態は非常に良く、三俣山、阿蘇五岳、涌蓋山、由布岳、平治岳等を眺めながらの登山がこのルートの最大の魅力です。
ミヤマキリシマの群生も思いのほか沢山ありますよ。
7～8日の登山はここがお薦めです。
扇が花から星生山は13～15日が良さそうです。
星生山の方が少し早く、平治岳も10日過ぎから。

黒岩・泉水のミヤマキリシマ　2008・6・6撮影

星生山や各山ミヤマキリシマのピンク色が山肌を染める状態を肉眼でも確認できるようになりました。
まだ比較的低いところで7～8分の開花状況ですが十分楽しめます。
花芽の状態も良好です。

2008年5月30日撮影
黒岩山のミヤマキリシマ
近年では最高の開花状況であった2005年5月30日の同一個所の写真です。

2005年の同一日に撮影したものと比較すると数日遅れているのが確認できます。

2008年5月30日撮影　1450Ｍ付近