九重山の山開き前夜祭が九重・飯田高原観光協会および九重町の主催で長者原コンセルリンクにて行われました。
1部ではここ数年恒例となっている福岡のベテラン・ギタリスト中尾カオル氏率いる“国士無双＆ＨＡＲＵ”のＬＩＶＥ。２部では地元コーラスグループ“コールやまなみ”と参加者との坊がツル讃歌の合唱。そして全員参加のキャンプファイヤーと、集まった約500名の皆様とともに作る感動の前夜祭となりました。
前夜祭に先立ちまして、環境省・長者原ビジターセンターにて九重登山の安全祈願祭が執り行われました。

まだまだ早いと思いつつ、牧ノ戸峠から沓掛山?扇ヶ鼻とミヤマキリシマを見てきました。
沓掛山は６分以上の咲き具合なのでしょうが、花芽の数が少ない様です。
扇ヶ鼻はまだまだ蕾の色がピンクになり始めた程度で、あと１０日はかかりそうです。
仮にミヤマキリシマを求めて週末に登山をするならば、６日が泉水山、12日が平治岳、扇ヶ鼻は19日でも大丈夫そうです。
九重山全体として虫が付いていないので花芽が食べられたと言うことはありませんが、蕾の数は昨年より若干少ないかもしれません。
沓掛山付近のミヤマキリシマ　2010.6.4

扇ヶ鼻の中央花道の状態です。人が歩いていない！
隣の肥前ヶ城もまだまだでした。

扇ヶ鼻の取り付点付近のミヤマキリシマの群落の様子。蕾が色付き始めた程度です。

高山植物の『イワカガミ』

高山植物の『ドウダンツツジ』

『ミヤマキリシマ』

花便りを少し…
今朝の植物採集で見つけました。
『ウスアカノイバラ』2010.06.04撮影

『カノコソウ』

『サワギク』

指山山頂のミヤマキリシマが昨日より肉眼でもはっきりわかるようになり見頃を迎えています。
黒岩・泉水も見頃に入りつつあります。
星生山はまだ、ピンクに染まっていませんが、低い部分がピンク色になっているのが判る状態です。
平治岳も思いのほか咲き始めていて十分楽しめる段階にはいっていますので、ほぼ、予想通りの開花状況と思われます。
今日は扇ガ鼻の写真を撮ろうと思っていますので、後ほどアップ致します。（扇ヶ鼻の開花はもう少し先でしょうが・・）
それでは行ってきます。

黒岩山～泉水山のミヤマキリシマ
ここは標高が低く、開花が早い（特に泉水山付近は）山なのですが全体的にはまだ蕾が大きく膨らんできた状態です。泉水付近では気の早い株は幾らか咲いていますが群生して咲くまでには至っていません。
あと一週間すれば見頃でしょうが、この日は曇天ながら由布岳や阿蘇五岳がクッキリと浮かび出て素晴らしい風景を造っていました。遠くの山々を望みながらの登山は九重山の最大の魅力の一つです。そしてちょっと目線を変えればアセビの新緑が楽しめます。
現在の開花状況　2010.5.28撮影

泉水付近の開花状況　2010.5.28撮影

泉水山付近から由布岳を望む　2010.5.28撮影

黒岩付近から三俣山を望む　2010.5.28撮影

泉水付近のミヤマキリシマ　2010.5.28撮影

アセビの新緑　2010.5.28撮影