第６０回くじゅう山開き・神事は６月３日（日）大船山山頂にてとり行われます。
前夜祭のスケジュールは以下の通りです。
６月２日（土）　於：長者原コンセルリンク周辺
18：30～　コンサート『中尾カオルと国士無双＆ハル』
　　　　　　　　懐かしのベンチャーズ・サウンドをお楽しみ下さい。オリジナル曲も沢山！
19：45～　開会式
　　　　　　山の歌　『コールやまなみ』
　　　　　　　　皆で坊がつる讃歌を歌おう。
20：15～　キャンプファイヤー
21：30～　抽選会
　　　　　　　　１等はペア宿泊券です。その他楽しいプレゼント多数！
21：45～　閉会式

今回はミヤマキリシマの妖精『ミヤちゃん』も前夜祭に登場。
キャラクター・デザインはピカチュウの生みの親・にしだあつこ先生です。
３日の山開き、『ミヤちゃん』本人？は「坊がつるで会いましょう。」と言ってますが・・・

当館入り口のミヤマキリシマです。6～7分と言ったところでしょうか。（5.28撮影）
今週末、早いところは一斉に咲き始める頃でしょう。

サルナシの雄花　2012.5.26　撮影Ａ・Ｋ
サルナシの実を食べた方はキウイフルーツの味がしたと思いますが、この近縁種で中国に自生する「シナサルナシ」を改良して作ったのがキウイフルーツですから当然でしょうか。

ガクウツギ　2012.5.26　撮影Ａ・Ｋ
ウツギ（空木）と名がついても「卯の花」のウツギはアジサイ科ウツギ属、このガクウツギはアジサイ科アジサイ属ですから、もうほとんど「ガクアジサイ」の花の様です。ところでミヤマキリシマの被圧植物として良く名が出てくる「ノリウツギ」もアジサイ属ですのでアジサイの様な綺麗な花を咲かせます。和紙を漉く時に使う糊をとったので糊空木の名がつきました。

ツリバナ　2012.5.26　撮影Ａ・Ｋ
地味な花なのですが紅葉とその実が綺麗なことから庭木や切り花として人気があります。

サイハイラン　2012.5.26　撮影Ａ・Ｋ
采配蘭は栽培が非常に難しい様で山からお持ち帰りする人が多いそうです。それで絶滅危惧種に指定する地域が多い様ですが残念なことです。

イワカガミ　2012.5.21　撮影Ｋ・Ｙ
ミヤマキリシマの花を見に行く途中で出会う花がこのイワカガミです。特に大船山のイワカガミは綺麗ですよね。
この花は黒岩山で撮りましたけど・・・

ミヤマキリシマの季節を迎え、登山の後には温泉を楽しんでもらおうと、九重山・長者原温泉群の各施設では温泉手形を販売致しております。
１枚1,000円ですが３回入浴することが出来ますし、登録された各温泉を楽しむことも出来ます。
この季節、毎週ミヤマキリシマを見に来る人もいますのでそんな人には打って付けですよ！

当日の天気予報は明け方雨だったのであきらめていると、7時頃からにわかに日差しの気配がしたので慌てて撮影しました。九重は金環日食のエリアから外れていたので最後まで右下の部分が隠れたままリング状態になることはありませんでしたが、それでも０９年７月２２日に観察した部分日食の時以上に金環に近い状態でしたよ。

2012.5.21 7:16撮影

2012.5.21　7：22撮影

2012.5.21　7：26撮影

今年も多少遅れ気味のミヤマキリシマですが、黒岩山～泉水山～大崩の辻は九重連山の中でも早く咲くので様子を見てきました。やはりここは早いです。来週末はもう結構咲いていて楽しめそうです。アセビの新緑もとっても綺麗ですよ。
それでも見頃は5月末から6月頭でしょうか・・・

2012.5.20撮影
ここから上泉水、大崩の辻方面は小さいながら連続してミヤマキリシマの群生があります。
３６０度の大パノラマが楽しめる絶景のコースです。

2012.5.20撮影
黒岩～泉水の開花は早いです。取り分け上泉水の分岐点付近は早いのでもう結構咲いています。
牧の戸峠付近のミヤマキリシマより早く咲く位ですから。

2012.5.20撮影
皆さんが思っている以上に黒岩～泉水にはミヤマキリシマがあります。ここは裏年が少ないので、大群生こそありませんが結構楽しめますよ。

2012.5.20撮影　早いとは言え、山全体としてはこれ位の進捗具合でしょうか・・・

黒岩山は虫が入っていました。
先日、平治岳に登った時には全く気にならなかったのですが、黒岩～泉水には虫が入っていました。
2000年頃の平治岳や大船山とは比べようがありませんが、ここはほとんど虫が付いたことがないのでショックではあります。

黒岩山山頂部のツクシシャクナゲ　2012.5.20撮影
今年は強風の日が多い為か、花が傷んでしまっている様で成績は芳しくありません・・・山頂部は最終盤ですが蕾も結構残っているのでこれから咲く株もありそうです。