生憎の天候となった九重山・山開き前夜祭でしたが、その時お披露目された曲がこの『九重山逍遥歌』。
九重山を背景に書かれた曲で最も広く親しまれているのが『坊がつる讃歌』でしょうが、この曲も『坊がつる讃歌』に負けず劣らず、九重山を愛する気持ちが伝わってきます。
作詞は福岡県春日市在住の登山愛好家・川崎清昭さん。曲と歌が冨永裕輔さん。
冨永さんは“ゴスペラーズ”を輩出した早稲田大学のアカペラサークル“Street Corner Symphony”で活躍されて後、シンガーソングライターとしてデビュー。“NHKみんなのうた”でオンエアーされた『遠い恋の物語』、“きたきゅうしゅうのうた”大賞受賞曲『ひまわりの花』等が代表作。
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CDは1500円で発売中、九重・飯田高原観光協会の会員施設でも販売しています。
You Tubeにアップしています　⇒九重山逍遥歌

今は昔、九州の観光土産と言えば博多人形でした。
大分県にある当館の売店にも以前は本州から来られたお客様や修学旅行の生徒さん向けに博多人形が置かれていました。何故か昔は旅行へ行くと必ずご当地の“こけし”や人形を買ったものです。
そんな関係から、今は博多人形の代表作家の作品をホテルの所々に展示しています。

井上長二郎（1911～1964）作　“香”

これは井上長二郎さんの作品“香”を修理した時に加筆して頂いたものなのですが、“あき子修加”とある博多人形師・井上あき子さん（1921～現在）は福岡県無形文化財保持者で名実ともに博多人形界の頂点に位置する作家の一人です。そして長二郎さん（故人）はあき子さんの師でありご主人なのです。そんな二人の名前の入ったとても珍しい人形ですが、この稀少さは博多人形を良く知る人しかわからないでしょうね・・・

ストーブメーカーの“トヨトミ”さんがデモ用のペレットストーブを持ってきてくれました。
ペレットストーブは間伐材や木くずから作られる木質ペレットを使うことで、人と植物、エネルギーのクリーンサイクルを目指す取り組みとして注目されています。

ロビー全体のエネルギー量としては少し小さいのですが、春先の暖房としては十分な様です。
薪ストーブの様にゆらゆらと揺れる炎ではないのですが、メンテナンスが断然簡単。

冬から春に変わる頃の気候を表わす言葉に“三寒四温”がありますが、でももう５日以上続けて寒い日が続いています。
昨日も今日も雪がちらつく程で、山頂部には冠雪が・・・早朝、ラジオ体操をしたオリエンテーションでご宿泊の元気な生徒さん達も心なしか前かがみです。其れも其のはず、マイナス２℃ですから。

春の冠雪とオリエンテーション　2013.4.12

今朝は久し振りに冷え込んで、マイナス２℃でした。
道路に積雪はありませんが、ホテル駐車場や山々には薄っすらと雪が積もりました。コブシの花もこの寒で一気に傷んでしまった様です。アセビの花も見頃なのですが・・・