紅葉の写真を求めてホテルを抜け出して歩いてみると、飯田高原側にぽっかり浮かんだ『由布岳』を見つけました。ここ九重から見てもほれぼれするくらい、姿の良いお山です。やっぱり、九州の山々は女性的な情緒に溢れているように思います。
そしてこんな句を思い出しながら吐く息白く、青空を見上げた朝でした。
草に寝て青空みれば天と地と我との他になにものもなし
                    藤原 咲平(1884- 1950)  
由布岳