クヌギ
クヌギ(櫟・椚・ブナ科コナラ属)
クヌギは九重町の“町木”ですが、九重山群に一般的にあるのは同属のミズナラです。
九重町ではクヌギをシイタケのホダ木に使うので植樹をして成長すると伐採、成長すると伐採を繰り返し利用しています。樹皮の厚いクヌギはシイタケ栽培には欠かせない樹木です。
ナギナタコウジュ
ナギナタコウジュ(薙刀香薷・シソ科ナギナタコウジュ属)
良く見ると花が片面にしかないので薙刀に例えています。コウジュは漢方薬名で、これも食中り等に使ったそうです。ヨメナ
ヨメナ(嫁菜・キク科シオン属)
薄紫色が多いヨメナですがこれは白っぽいですね。古くからヨモギと並ぶ春の摘み草の代表格で云ってみれば山菜です。花ではなくて出たての若葉を食べます。
ヤマラッキョウ
ヤマラッキョウ(ネギ属)
線香花火の様で名前より趣きのある花ですが、根を掘り返すと確かにラッキョウです。でも食べません。
全点:2012.10.5撮影 A.K