九重にポルトガルギターとマンドリンのアコースティックユニット≪マリオネット≫を迎えて第21回山の音楽会が開催されました。ポルトガルギターのスチールの12弦から発せられる音は時にセンチメンタルに、時に明るく鮮烈にドラマティックな空間を創りだしました。
『黄昏のビギン』やアンコールでの『蘇州夜曲』と云った日本の楽曲をポルトガルギターとマンドリンと云う異郷の音色で演奏すると、なおさら深く心に沁み入り懐かしく感じるのはなぜなのでしょうか?
ゲストヴォーカルに鹿糠ちはるさんを加えてのファドは全く電気を通さない生の実声に生の演奏で雰囲気まさに最高でした!生憎の天候で降り続く雨の中をご来場頂いたお客様全てが大満足のコンサートとなりました。
≪マリオネット≫と鹿糠さんに感謝です。
マリオネット2011.6.18
左 ポルトガルギター奏者:湯淺隆氏 中央 Vo:鹿糠ちはるさん 右 マンドリン奏者:吉田剛士氏