ギタリスト・橋口武史氏のコンサートが3月29日(土)行われました。
1部はスペインを代表するソルとタレガの作品で、詩的情緒と高度な技巧を調和させた演奏を披露。
2部では武満徹編曲によるポピュラー音楽とディアンス編のシャンソンでとてもおしゃれな構成となっていました。
聴きなれた曲も編曲により高度な指づかいとなり、とても綺麗で明るい音色に加え力強い汗も滴る熱演に、感激の声が上がりました。
アンコールはフォルクローレの傑作・アルフォンシーナと海。
最後は演奏会に向けての練習の為に来館していた太田圭亮・田村朋弘・村山隆氏の弦楽三重奏団を加えての坊ガツル讃歌の演奏で終わりました。
橋口氏は少年時代に九州ギター音楽コンクールを制してしまった天才ぶりで、今後音楽の広がりとともに九州の宝となると確信いたしました。
演奏曲目:F・ソル / 悲歌風幻想曲  他
第12回あじさいホール山の音楽会